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Homestead+VSCode+XdebugでPHPデバッグを実現する

Homestead (Laravel環境)、Visual Studio Code、XdebugでPHPのデバッグ環境を構築します。PHPは7.4、ブラウザはGoogle Chromeを使います。

PHPの拡張モジュールXdebugをインストールする

PHPの拡張モジュールXdebugをインストールします。

まずは、仮想マシンにログインします。Homesteadを使用しているので、Homesteadディレクトリに移動して以下のコマンドを実行します。

仮想マシンにログインしたら、以下のコマンドでphpの情報を表示します。

表示された情報をすべてコピーします。情報が多くてコピーしづらかったので僕は以下のように一度テキストファイルに書き出しました。

コピーしたPHPの情報をXdebug公式サイトのWizardページに貼り付けます。貼り付けたらページ下部にある「Analyse my phpinfo() output」ボタンを押下します。

うまくいくと、Summary(PHP環境の概要)とInstructkions(Xdebugのインストール手順)が表示されます。

手順に沿ってインストールを進めます。環境によってインストール手順が若干異なると思いますが、PHP 7.4の環境では以下のように進めました。

Xdebugの設定をする

Xdebugの設定を行います。

設定が完了したら仮想マシンからログアウトして仮想マシンを再起動します。

Visual Studio CodeにPHP Debug拡張機能を追加

Visual Studio Code画面の左側の拡張機能を押下して、PHP Debugをインストールします。

つぎに、デバッグしたいファイルを開き、Visual Studio Code画面の左側の実行(虫と三角のアイコン)をクリックします。

「launch.json ファイルを作成します。」をクリック→プロジェクトディレクトリを選択→PHPを選択します。

プロジェクトフォルダ直下に.vscodeフォルダが作られその中に、launch.jsonが作られます。launch.jsonを環境に合わせて設定します。といっても基本的なことは最初から書かれているので、必要な部分を修正追加していきます。以下は僕の設定です。port番号を9001にしたのと、configurationsの0番目の配列にpathMappingsプロパティを追加しました。pathMappingsプロパティには、仮想マシン内のHomesteadやLaravelファイルがあるディレクトリを指定します。

VSCodeでデバッグする

Visual Studio Codeでブレークポイントを指定します。

ブラウザを更新します。

ブレークポイントでストップしましたか?ストップしたらHomestead+VSCode+XdebugでPHPをデバッグすることができています。