デザイン

Vuetifyの使い方:Vueプロジェクトへのインストール手順

課題を持った人
課題を持った人
VuetifyというVue.jsで使える、マテリアルデザインのフレームワークの存在を知りました。導入方法を教えてください。
筆者
筆者
わかりました!Vueプロジェクト作成〜Vuetify導入までの手順を解説します。VueプロジェクトにVuetifyをインストールして、マテリアルデザインのWebアプリの雛形を作っていきましょう。

当記事は以下の環境で確認しました。

・Windows 7 (x64)、Ubuntu 18.04.2
・Node.js v10.15.3
・npm v6.4.1

1.Vue CLIでプロジェクトを作成する

Vuetifyを使うために、まずは、Vue CLIを使ってVue.jsの雛形を作成していきましょう。Vue CLIを使うとターミナル上でいくつかの質問に答えていくだけで、素早くVue.jsの雛形を準備することができます。

Node.js(npm)をインストールする

Vue CLIを使うにはNode.js(npm)のインストールが必要です。Node.jsは公式サイトからダウンロードして直接インストールしてもいいのですが、Node Version Manager(nvm)を使うと、プロジェクトに合わせてバージョンを変更することができるので便利です。今後のために、できればnvmの使用をおすすめします。

  • Node.jsを直接インストールしたい方は公式サイトからダウンロードして、インストーラーを使ってインストールしてください
  • nvmを使ってNode.jsのバージョン管理をしたい方は、こちらの記事に手順をまとめてあります

Vue CLIをインストールする

Node.jsのインストールが完了してnpmが使えるようになったら、Vue CLIをインストールします。

Vue CLIがインストールされたか、バージョン情報を表示してみましょう。僕の場合はバージョン3.6.3が表示されましたが、インストールした時によって異なります。

Vueプロジェクトの雛形を作成する

vueコマンドを使ってVueプロジェクトの雛形を作成していきます。まずは、Vueプロジェクトを作成するフォルダを作成します。お好きな場所で問題ありません。参考に僕の場合は以下のようにします。cdコマンドでホームディレクトリに移動して、mkdirコマンドでvue-projectフォルダを作成して、cdコマンドでvue-projectフォルダ内に移動しています。

Vueコマンドを実行します。

質問には以下のように答えます。ここでは、Vueプロジェクトで使用する機能を設定しています。今回は、Babel、Vuex、Linter、Sassを使うようにしました。慣れてきたら用途に応じて選択してみるとよいと思います。

しばらくするとインストールが完了します。インストールが完了したら、vueプロジェクトを起動してみましょう。

Vueプロジェクトの雛形を作成することができました。

2.Vuetifyを導入する

つぎに、1で作成したVueプロジェクトの雛形にVuetifyを導入します。

質問がでてきますので、つぎのように答えます。ここでは、Vuetifyの基本的な設定をしています。慣れてきたらアレンジしてみるといいと思います。

インストールが完了したら、Vueプロジェクトを起動してみましょう。

画面にVuetifyのロゴが表示されていたらVuetifyのインストールは正常に完了しています。

筆者
筆者
VueプロジェクトにVuetifyを導入することができたら、マテリアルデザインのWebアプリを作る準備が整いました。Vuetifyのコンポーネントを使ってWebアプリを作っていきましょう!